食旅 〜 札幌・定山渓編


これまでの旅を振り返って、各地の食事に旅行記を書こうと思います。
 
振り返ると随分色んなところに行きました。
現時点(2023年4月)で、国内47都道府県の中で未だに訪れたことのない県は秋田、山形、高知そして徳島の4県だけです。海外ではヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカそしてオーストラリア、台湾に行きました。
 
それぞれの旅には様々な思い出がありますが、食いしん坊の私にとって“食”の思い出は色濃く、その多くは幸福感を増幅させる象徴的なシーンです。
   

北海道旅行計画 ~食と温泉を堪能したい

まずは、つい先月長男夫婦が我々夫婦を招待してくれた、北海道札幌の旅を振り返りたいと思います。当社は北海道の食材を多く扱っていますが、私自身は10年の米国生活を経て、現在は沖縄に生活している身です。日頃、北海道のことはよく耳に入ってきますが、訪れたのは13年ぶりです。
  
この旅については、「温泉に入りたい」「北海道の美味しい食を堪能したい」という目的がありました。この目的を達成するため、北海道札幌出身の義娘(むすめ)がプランしてくれました。まず温泉については、居住地である沖縄からの旅路の長さを考え、札幌からアクセスの良い定山渓(じょうざんけい)が選ばれました。
  
彼らが何年か前に訪れ、とてもよかったとお墨付きの宿でした。因みに私は大の温泉好きですが、沖縄在住であるため、温泉は最も渇望しているものです。定山渓2泊の連泊をゆったりと過ごすべく、札幌市内での前後1泊ずつを含めた4泊5日の旅を考えてくれました。
  

狸COMICHI

狸小路の画像
札幌に到着した1日目の夕食は、北海道の様々な食事が楽しめる飲食コンプレックス「狸COMICHI」に行きました。この施設は、札幌市の繁華街にあるアーケード街「狸小路商店街」にあり、2022年8月にオープンしたもので、国内外からの観光客が多く訪れています。施設内には、「狸小路商店街」の歴史を振り返るコーナーなどもあり街の変遷が味わえます。
  
「狸小路」とは南2条と南3条の間の中通りを指し、創成川に接する横長の街区です。「札幌狸小路商店街振興組合」には西1丁目から西7丁目までの区域が加盟していて、総延長は約900mに及びます。150年の歴史がある商店街で、明治時代初頭に居酒屋や商店が立ち並び始めて、その後も発展を続け、1960年頃にアーケードが取り付けられました。
  
「狸COMICHI」には20店舗が入り、道産食材を扱った北海道の食が集結しています。海鮮、寿司、ラーメン、ジンギスカンにスープカレー、地酒にクラフトビールと、メジャーな北海道名物は一通り揃っていて札幌の新名所になっています。我々は魚介類をメインとした炉端焼専門店を選択。帆立・大きなイカ焼き・ホッケの味醂干しなどが思った通り美味い。素材が新鮮であるからか、スルメイカは甘く、ホッケも分厚く脂が乗り、これらに北海道産の地酒を人肌で飲むともう何も言うことはないでしょう。
  

札幌二条市場の海鮮丼

札幌二条市場の海鮮丼の画像
2日目の朝は、ホテルの宿泊特典である二条市場の朝食海鮮丼を食べました。二条市場といえば観光客向けのイメージが強いようですが、二条市場の一角にある鮮魚店も兼ねる食堂での朝食は非常にリーズナブルで満足度がかなり高く、店内は朝にも関わらず多くの食事客で賑わっていました。
  
朝食に鮮魚を食べるなんて普段ではあり得ませんが、北海道の美味しい魚に飢えている我々夫婦は夢中で食べます。生魚を食べた時にほのかに感じる生臭さすら全く感じられず、想像以上の味を堪能。海鮮丼と一緒に出てきた味噌汁にはベビー帆立が大量に入っていて、これも絶品です。
  
器からはみ出しそうなぐらい盛られた海鮮丼はボリュームも十分で、その後、雪の残る市内を散策し、美術館でシャガール展を1〜2時間鑑賞して歩き回ったにも関わらず、お昼になっても一向にお腹が空きません。大通り地下街のパーラーでお茶をして一休みしただけで、結局、昼食を摂りませんでした。
  
札幌には二条市場の他にもう一つ「札幌市中央卸売市場」という市場があります。こちらは札幌駅から車で10分ほどにあり、大きな無料駐車場があります。店舗数も25店舗の二条市場より多く60店舗あり、扱うメニューも豊富です。一度は行く価値がありそうです。
  

札幌の奥座敷、定山渓温泉

定山渓の画像
午後、大通り公園から宿差し回しのバスに乗り、豊平川沿いを上流に向かって定山渓温泉をめざします。
  
定山渓温泉は、札幌市内から南へ25km、車で1時間弱の川と山に囲まれた温泉町ですが、何と地番は「札幌市南区」です。れっきとした都市部に属している一方で、支笏洞爺(しこつとうや)国立公園内でもあります。「札幌の奥座敷」などとも呼ばれ、往年は職場の懇親会などでも多く利用されていたそうです。
  
定山渓温泉の歴史は、19世紀の江戸時代末期に小樽の張碓(はりうす)で湯治場を営んでいた岡山出身の修験僧、美泉定山(みいずみ じょうざん)が、アイヌの人々から山中深くに温泉が湧くのを教えられたことに遡ります。彼はこの温泉を人々の療養のために使いたいと考え奔走し、1871年に北海道開拓使の岩村通俊より湯守を命ぜられ、現在の定山渓温泉の中心部である月見橋付近に小さな浴場を作り、湯治場を開きました。後にその功績を称えられ北海道開拓長官により、「定山渓」と命名されたそうです。
  

数年ぶりの温泉で優雅な時間

定山渓の温泉の画像
宿の部屋は二間続きの広々とした和洋折衷で、温泉宿に着いたという実感を得ました。このような温泉の雰囲気を味わうのは何年ぶりだろうか。温暖な沖縄に住んでいることもあり、随分長いこと温泉にはご無沙汰していました。早速、宿の作務衣に着替え、最大の楽しみだった温泉に向かう。宿にはいろんな風呂があって、どれから入るか迷うほど。定石の露天風呂に入り、湯船から残雪を纏った山の斜面をボンヤリと眺め、心地よい時間に感謝。
  
この無色透明のナトリウム塩化物泉は塩分が汗の蒸発を防ぐらしく、体の芯からポカポカ温まります。泉源は豊平川の周辺を中心に50ほどもあり、その量は毎分8600リットル、湧出温度も60〜80度と高温で、昨今、日本各地の有名な温泉場での湯の枯渇や温度の低下といった問題も、ここ定山渓ではありません。その理由は定山渓を取り囲む豊かな森林とその間に流れる薄別川、白井川、そして小樽内川の3本の川が豊平川の本流に流れ込むという地形にあります。豊かな恵みが温泉の源になっているのでしょう。
   
タップリと温泉を楽しんだ後は、見晴らしの良い専用ラウンジで窓外の雪の残る山々や川を眺めながら軽くビールを飲む。最高の湯上りの一杯です。日常から離れての優雅なひとときを楽しみました。
  

北海道ならではの魚「八角」

八角「トクビレ」の画像
待望の夕食!食前酒・先付けに始まり次々に供される料理に舌鼓を打つ。北海の幸の会席膳は季節の海の幸・山の幸が使われていて、期待通りの美味しさでした。その中でも特に感動したのは、八角(ハッカク)という魚です。聞いたことはあったが、食べるのは初めて。
  
見た目と味のミスマッチが印象的で、塩焼きにされた姿は薪を縦に割って黒焼きしたような風情。決して美味しそうには見えなかったが、一度口に入れると、ビックリするほど香ばしく旨みのある脂が口に広がってゆき、奥行きのある味が衝撃でした。
  
正式には「トクビレ」と言い、特徴的なヒレを持つことからその名前で呼ばれます。尾ビレは普通だが、2つの背ビレを持ち、腹側にも尻ビレがあります。特にオスは背ビレの1つと尻ビレが胴体部分に比して非常に大きい。地域によって様々な呼び名がありますが、北海道では「八角」と呼ばれています。身をブツ切りした時、断面が八角形に見えることが理由だとか。オホーツク海などで獲れるそうですが希少な魚です。
  
「八角」はオスとメスで身体の特徴が異なる魚です。オスは50cm前後まで大きくなりヒレがメスに比べて大きく、メスは体も一回り小さく、見た目が明らかに違います。一般的にオスの方が美味しいと言われていますが、それは脂の乗りがオスの方があるからで、あっさりとした味わいを好む人にとってはメスでも美味しいそうです。この日供された「八角」は恐らくオス。濃厚な味わいの余韻が日本酒によく合いました。
  

北海道食材が詰め込まれた玉手箱とすり鉢

北海道食材の玉手箱とすり鉢の画像
起き抜けにすぐさま大浴場に行く。温泉宿では朝風呂は欠かせません。晴れた寒気の中の露天風呂は心身共に爽やかにさせてくれ、眠気も一気に吹っ飛びました。
  
朝食でも多くの皿が供されたが、驚いた一品は玉手箱。係の人が金色の上に美しい花が描かれた箱型の容器に何か手を加えると、その蓋付き陶器からゆらゆらと白い煙が立ち上り、まさに玉手箱でした。箱の中には北海道食材である、帆立・イカ・鮭・野菜が上品な味付けで盛られた蒸し物だったのです。加熱システムの一種のようですが、私は見たことが無かったため、大いに楽しめました。
  
また、大きめのすり鉢状の容器には瑞々しい野菜サラダが入っていて、薄切りにしてサクッと揚げた蓮根がトッピングしてありました。食べ進めると、おやまぁ〜、器の底から冷製スープ(ヴィシソワーズと言うらしい)が出てきました。シャリシャリした食感の野菜と濃厚な味のクリームスープの取り合わせは絶妙。また、料理人が切り分けてくれる、プルプルした上品な味付けの卵焼きは絶品でした。
  

鹿と温泉エクササイズ

エゾジカの画像
朝食後は、敷地内にある離れの足湯カフェでコーヒーやケーキをいただき、東洋古美術展示室を見学しました。白磁をはじめ多くの美しい陶磁器がガラスケースに納められ、こんな山奥にあるのは勿体ないと思うほど見応えのあるものでした。午後からは、眺めの良いお気に入りの専用ラウンジでワインやおつまみをいただいたり、岩盤浴に入ったり、再び温泉に浸かったり。
  
湯上がりに休憩室(ヒーリングルーム)のソファで水素水を飲んでいたときのことです。ヒラヒラと雪の散らつく窓の外に目をやっていると、20メートル程先の雪の残る山の斜面にエゾ鹿がいるではないか!鹿は盛んに前脚を雪の中に蹴り込み、鼻面をその中に突っ込んでいる。恐らく、雪に埋もれた何か食べ物を探しているのだろうか?思う存分温かい湯に浸かり、食べて飲んでいる我が身と引き比べて、なんだか申し訳なく思えてきました。
  
面白かったのは「温泉エクササイズ」。湯浴み着を着て、数人の参加者と共に30~40cm程の深さに湯を張った大浴場で、インストラクターの指導を受けました。それ程キツい運動ではないと思ったが、20分も経つと汗をかき始め、40分のクラスが終わる頃には結構な運動量となり、とても爽快でした。例え2、3日でも温泉に浸かり、美味しい料理を食べてゴロゴロしているだけではなく、こうして運動をさせてくれるのはとてもありがたい!何日でも連泊したくなります。
  
運動後、ヒーリングルームで休憩していると、先程と同じ山の斜面にエゾ鹿がいるのがまた見えました。今度は1頭では無く10頭程いる。さすが北海道はワイルドだ。温泉でゆっくりしながら感じられる自然の豊かさがこの上なく贅沢に思えました。
  

食の宝庫である北海道

北海道の刺し盛りの画像
「温泉エクササイズ」で身体を動かし、お腹が空いてきたところでタイミングよく夕食です。連泊での夕食は料理も食事場所も別でしたが、古民家風の趣のある空間での食事に前日同様に大満足。果実酒、甘海老しんじょうに始まり、供される食事は当然昨晩とは異なる趣向で、どれもこれもひと工夫もふた工夫もされていて、共にいただく北海道の地酒のピッチも上がります。
  
大皿にウニをはじめ季節のお造りが美しく盛り合わせてあるのを見て、ふと思い出したことがありました。20年ほども前に業界の親睦会で積丹(しゃこたん)半島を訪れ、その時に貸切バスで立ち寄ったドライブインで「ウニ定食」を食べたときのことです。積丹名物のバフンウニが「下駄」のまま出されたことに仰天しました。そして、まるで刺し身のツマでもあるかの様に、新鮮なイカの刺身が添えられていました。その時私は、贅沢なウニもイカもここ北海道では潤沢にある、と強く印象付けられました。北海道食材がふんだんに使われている、豪華な温泉宿の食事を目の前に、古い記憶が蘇ってきたのです。「食の宝庫」、それが北海道なのだと。
  

北海道の新鮮な牛乳

この日も朝風呂をいただく。これが今回の旅の最後の温泉入浴になりました。
  
朝食は前日とは異なり、私の希望でビュッフェに。北海道食材が多く使われている朝食ビュッフェを楽しみました。ビュッフェの良い所はなんと言っても、直に料理を見ながら自分の好きなものをチョイス出来ることと、自分のお腹と相談しながら、自分に合った食事量が摂れることです。和風、洋風の様々な料理を食べ、北海道食材を堪能しました。
  
そんな中でひとつ残念なことがありました。私の胃腸は強いほうで、アルコールも結構強いのですが、どういう訳か牛乳は全くダメで体が受け付けません。ビュッフェ会場の一角に、いかにも新鮮で美味しそうな牛乳が置いてあります。風呂上がりで喉も渇いていて、冷やした牛乳をゴクリとやりたいなぁと思い、手が出かかりましたが、諦めて隣のジュースにしました。牛乳王国の北海道で新鮮な牛乳が飲めないのはなんとも悔しい。牛乳が飲めるようになるにはどうすれば良いのでしょうか?
  
こうして、朝食後、宿のバスに乗り札幌市内に向かいました。結局43時間、定山渓の温泉宿に滞在していたが、その間2回の朝食と2回の夕食、合間に宿の中の様々なエリアでお酒と軽食を挟み、温泉は合計6回、温泉エクササイズや岩盤浴と存分にこの宿を堪能しました。
  

北海道らしい雪見の洋食ビュッフェ

札幌市内に戻ると、義娘(むすめ)のお母さんと久しぶりに会い、ホテルでビュッフェランチをいただきました。店内は広々としたスペースで、窓越しには北海道赤レンガ庁舎の敷地が見渡せ、なかなかいい雰囲気。また、天気は良かったのですが、雪が舞っていたので、雪国の臨場感を味わいながらのランチでもありました。
  
このビュッフェランチは女性に人気があるらしく、昼食時を過ぎた時間にも関わらず、多くの女性達が利用していました。なるほど、主菜の食べ物もお洒落な小さなグラスに入っていて、デザートも美しく種類が多く、我が女性陣も楽しそうに「おかわり」をしていました。
  
私はといえば、この心地良い空間では、やはりお酒が欲しくなります。ビールでも飲もうかと思ってお酒コーナーに行くと、大好物のプロセッコ(イタリアの発泡ワイン)がボトルごと冷やしてあるのを発見。結局グラスに三杯も飲み、昼間だと言うのに息子共々すっかりと良い気分で出来上がってしまいました。
  

二度おいしい札幌コンサートホール「Kitara」

札幌コンサートホール「Kitara」の画像
夜は、「Kitara」というコンサートホールでの「山田和樹氏指揮の横浜シンフォニエッタ演奏会」を聴きに行きました。旅の途中で音楽会に行くなど私には考えつかない趣向ではあったが、義娘(むすめ)発案で素晴らしい経験となりました。
  
演奏曲は小田実結子さん新作「Olive Crown」の初演、ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲』、そして、べートーヴェンの「交響曲第7番」。
  
この札幌の「Kitara」は、舞台を観客席が取り囲むような形になっている。そこで義娘(むすめ)は正面席と舞台後方のそれぞれに2席ずつを取り、演奏会の幕間にそれぞれの席を交換して1度の演奏会で「2方向から楽しむ」というアイディアを提案してくれたのです。こうすることで、演奏者の正面と、指揮者の正面の両方で鑑賞することができます。

オーケストラの演奏は絶対ライブの方が良いが、指揮者の顔が見え、演奏者の間近で聴けるのは更に臨場感が高まり迫力が増します。それ程のクラシックファンではない私でも、圧倒的な音量の演奏にはおおいに心が揺さぶられました。演奏者と観客が一体となれたような不思議な感覚を味わえました。
  
演奏会後、雪がチラチラ舞う中をススキノまで歩く。週末で大勢の人たちが路上に行き交い、沖縄では経験していない久しぶりの賑わいを味わう。寒くなった身体を温めるべく居酒屋に入り熱燗をグビリ。
  

札幌を見渡せる高層階朝食ビュッフェ

札幌の日の出の画像
4泊目はホテルの20階に泊まり、夜景も日の出も素晴らしい眺めでした。朝食会場は大広間で視界が広く、札幌市を広く遠くまで眺められて優雅な気持ちになりました。ここでもいくら丼をはじめ新鮮な食材で溢れたビュッフェを堪能。
  
デザートには、作り立ての美味しいソフトクリームをいただきました。おかげさまで、昨日の朝に逃してしまった、北海道の乳製品への未練を断つことができました。
  

感謝

朝食の後、息子夫婦と別れ、帰路につきました。
  
新千歳空港に向かう電車の中で、奇しくも結果的に、もうすぐ我々の結婚50年となることに気づきました。今回の「4泊5日のほっこり旅」プレゼントには心から感謝している。ありがとう!
  
春爛漫の南国から残雪の上に雪舞う北国への旅。同じ日本にいながら、Tシャツ一枚で過ごす生活とダウンジャケットをまとう生活の往復。いやはや、日本は実に南北に長い国だと痛感します。バラエティに富んだ気候風土と食文化を、これからも長く楽しんでいきたいです。
  

この記事を書いた人

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青井 三郎
食いしん坊侍のスタッフ青井三郎。
戦後、奈良に生まれて大阪で育つ。6人兄弟の末っ子だったせいか、幼少の頃から食べることへの執着が強い食いしん坊だった。
野球少年だったが読書好きでもあり、日本や世界の文化や歴史に強い興味を持つ。大学時代には世界に触れたい欲求が高じ、1ドル360円の時代ではあったが、ヨーロッパ、南米、アフリカを3か月ほど巡る旅をした。結婚し東京で4人の子供を育て終えると、アメリカ西海岸のポートランドに10年間住む。
現在は、美しい海と温暖な気候に惹かれて沖縄に移り住み、気儘に読書や釣りやゴルフを楽しんでいる。

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